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自立型人材とは?どんな企業でも通じる人材を目指す

ドリプラX劇団のライターのりょうたです。

 

ドリプラでは一人一人のプレゼンターが各々の夢について発表します。

その中でドリプラX劇団として、一つ軸になっているのが「自立型人材」という考えです。

プレゼンターの発表の内容や事業内容は様々ですが、自立型人材という考えはドリプラにおいて一つの軸になっています。

 

今回の記事では、自立型人材について理解し、同時にドリプラの考え方についても理解してもらえたらと思います。

 

自立型人材とは

自立型人材(じりつがたじんざい)とは企業において、自ら課題を見つけ出し主体的に動く人材のことをさす。自律型人材の字が当てられることもある

自立型人材 Wikipedia

一般的にはこのように言われています。

自立型人材は今や多くの企業でも求められています。

 

またドリプラX劇団では、

  • プラス受信-すべての出来事をチャンスとして受け止める
  • 自己依存-他人に期待せず、自分自身に期待する
  • 自己管理-自らの可能性を最大限に発揮する
  • 自己責任ー根本的原因を自分自身に見出す
  • 自己評価ー一流・本物を目指す
  • 他者支援ー他人を信頼して支援する

これらを自立型人材の定義としています。

どんな内容の発表や事業をやっていくとしても、自立型人材を目指すということは大きな軸となっています。

 

ドリプラと自立型人材

プレゼンには様々な制約条件

ドリプラX で発表するプレゼンター

ドリプラという場は、どんなに高い壁も自分の力で乗り越えて、夢を実現できる人材になることを大切にしています。

特にドリプラにおいてはプレゼンを作るにあたって様々な制約があります。

  • 発表時間は10分以内
  • 発表中の映像や音楽は全てオリジナルの物を使う
  • 数値目標など数字を使わない
  • プレゼンターが一人、その場で口頭で伝える
  • その他の演出は不可

これらのルールを満たした上でプレゼンを作成、発表します。

これが意外と難しいのですが、こういった壁をプレゼンターの方は乗り越えています。

 

もちろんパートナーや相互支援会などに参加してくれた支援者の方のおかげもありますが、プレゼンターはこのような壁を乗り越えて成長していきます。

 

発表時間は10分以内

10分という制限時間があることで、知恵を最大限絞ることもできます。

またやりたいことを明確にしたり、それを徹底的に絞り込むこともできます。

 

また10分という時間は見ている人々が集中できる範囲の時間でもあり、プレゼンターの発表する世界観にも共感しやすいです。

 

映像や音楽はオリジナル

プレゼン中の映像や音楽は全て自分で準備や作成をします。

自分が努力して撮った写真は、見ている人にも思いが伝わりやすくなります。

 

音楽も同じく自分で努力してオリジナルを作成することで、本気の思いが伝わり共感を得やすくなります

加えてオリジナルの場合、著作権も関係ないので、広くいろんな人に伝えやすいというメリットもあります。

 

発表者は一人、その場で口頭で伝える

プレゼンター佐野

発表者は一人だけであり、また台本などを見るのではなくその場で話すようにして伝えます。

これをするためには、何度も練習し、しっかりした準備が必要になります。

これができるようになると、どんな状況下でも自分の力で乗り越えやすくなります。

 

数字を使わない、示さない

通常のビジネスコンテストなどであれば数値目標などで数字を使う事も多いですが、ドリプラでは使わないのが原則です。

これは、真の共感者を集めるために、価値に共感してもらうことが必要だからです。

 

その事業の可能性に人を集めるのではなく、価値に人を集める。

たとえ可能性がないと思われるような夢でも、その価値に対して共感する人を集めることができれば実現する可能性はぐっと高くなります。

 

その他の演出不可

例えばプレゼンの内容によっては、動画や音声を使った方が分かりやすい場合もあります。

でもドリプラでは原則これらの手段は使えません。

 

なぜかと言えばその方が難しいから。

こういった制約条件があることで、事業内容の本質が問われ、より本物になるという考えです。

 

動画や音声を使う事で臨場感が増す可能性はありますが、逆に言えば話すことに重きを置くことになるのでプレゼン力を飛躍的に高めることにもつながります。

 

なぜこのような制約条件があるか

夢とは思い通りにならない環境の中で結果を出すことです。

まさにここで挙げた制約条件のことですね。

 

制約条件に対しては今までにないものを考え出して、自分の概念を超えていく必要があります。

そのため、制約条件は成長条件とも言うことができます。

 

どんな人もどんな厳しい環境に身を置いても必ず道を切り開くことができます。

困難を乗り越える体験をすることで、自分の無限の可能性に気づくことができる、それがドリプラなのです。

 

このように様々な制約条件、困難はありますが、それを自分の力で乗り越えて、夢を実現できる人材になること、それができる場がドリプラであり、自立型人材になる道でもあります。

 

ドリプラを通じて自立型人材になる

[box02 title=”要点まとめ”]

  • 自立型人材は企業などいろんな所で求められている
  • ドリプラでも自立型人材になることを目指している
  • プレゼンにおいては様々な制約条件がある
  • その制約用件を乗り越えることでプレゼンも研ぎ澄まされる
  • 制約条件などの困難を乗り越えることで、自分の可能性に気づける

[/box02]

 

自立型人材という考えはドリプラをやる上で大事な考えです。

プレゼンを作る中で、プレゼンターは様々な困難に直面します。

でも、それを乗り越えることでプレゼンの内容も洗練されて、より良いプレゼンを作ることができます。

 

ドリプラを通じて「自立型人材」を目指していきましょう。

相互支援会(コラボワーク)

相互支援会とは?相互支援によって誰もが成長できる場をつくる

ドリームプランプレゼンテーション(以下ドリプラ)では、10分という時間の中で自分が今後やろうとしている事業の価値、あきらめない理由を体験者に伝え見ている人たちに大きな感動と共感を与えるプレゼンテーションをしていきます。

 

そしてそのプレゼンに共感した人の中からは「あなたの夢をぜひ応援させてください」など言われることもあります。

そのため、ドリプラの大事な考え方の一つに「夢は、一人で実現することが最も難しく、みんなで一緒に実現することが最もたやすい」というものがあります。

 

そのドリプラをやる上で、その考えを取り入れた活動に『相互支援会』という活動があります。

今回の記事では、

  • 相互支援の考え方について
  • 相互支援会とは何か

についてまとめています。

 

相互支援とは

相互支援の考え方

「夢は一人で実現することが最も難しく、みんなで一緒に実現することが最もたやすい」

 

相互支援ではこの考えをモットーにしています。

どんなに高い壁が立ちはだかっても、一人ではなく皆で力を合わせれば登ることができるようになります。

 

相互支援では、まず相手を支援することを大事にしています。

そうすることで、相手からも同様に支援されるからです。

他人は競争相手ではなく、支援する対象です。

競争相手は昨日の自分です。

 

一人で創らない

相互支援会

この相互支援の考え方を具現化するために、定期的に「相互支援会」という集まりを開催しています。

相互支援会とはプレゼンターや支援者が全員集まり、お互いに支援をし合うことで、

  • 「夢が実現した時の最幸の物語」
  • 「あきらめない理由」

を具現化し、プレゼンテーションのレベルアップを図り各プレゼンターが最高のプレゼンテーションができるように相互支援する場です。

これにより、自分を客観視することもできて、相互のレベルアップを図ることもできます。

ドリプラX劇団では発表するプレゼンターのことを「メインキャスト」と呼んでいます

 

さらに自分の枠、限界を超える場でもあり、自分一人ではあきらめてしまうこともお互いに支援し合うことによって、自分の限界を超えた成長を図ることもできます。

このような困難も共に乗り越えた仲間は、ドリプラが終わってからも長く付き合う仲間になることもあります。

 

実際僕も2018年3月に開催されたドリプラ0期に携わりましたが、今でも当時一緒にやった人たちとは様々な活動でご一緒してます。

 

相互支援会で成長する

  • 相互支援会を通して、夢を始める前から何があっても動じない自分になることができます。
  • 相互支援することは、それぞれが自分に足りないものを集めることで、より自分らしくなることができます。
  • 人に教えることもまた、自分自身が成長することです。将来、自分が同じ状況になった時にどうしたらいいかを他人に教えることで学ぶことができるからです。

このように相互支援会はプレゼンターはもちろんですが、それを支援する人たちも一緒に成長していきます。

この場で様々な人との出会いがありますが、出会いはお互いに刺激し合い、自分らしさに気づきます。

そしてそれぞれが自分らしさを得て、それぞれの夢を実現することにもつながります。

ドリプラX劇団では相互支援会を「コラボワーク」とも呼んでいます

 

相互支援会の概要

相互支援会の目的

相互支援会では「プレゼンテーションと事業計画書の作成を通して、夢をかなえられる自立型人材になること」を1番の目的にしています。

グローバル化が進む中で、企業を取り巻く環境と時代変化の中で企業が生き抜くために、状況変化に臨機応変に対応できる人材が必要となっている。 このことにより「指示・命令待ち型」の社員ではなく、自らが考え、判断し、行動できる「自立型」の人材が必要とされている。 2006年に日本経団連でも「あらゆる組織で自律型人材を求めている」と提言を発表している

自立型人材 Wikipedia

指示や命令を待つのではなく、自分で考えて動ける人

そのような人になることを相互支援会では目指しています。

 

相互支援会の開催について

相互支援会は大きく「全体支援会」と「個別支援会」に分けられます。

[box05 title=”全体支援会でやること”]

  • プレゼンター全員が一人ずつ現状についてプレゼンテーションを行い、自分の現状と課題を伝える
  • 他の参加者(支援者)は全員、プレゼンターに貢献する気持ちを込めてメンターシートを記入してプレゼンターに渡す

[/box05]

 

個別支援会もやることはほとんど同じですが、個別のプレゼンターにスポットを当てているという点が違います。

また全体支援会は月に2~3回、1回あたり5~6時間くらいの時間を取りますが、個別支援会については頻度や時間は厳密に決まっておらず、臨機応変に開催します。

 

メンターシートについて

メモ帳

メンターシート(メンターカード)とは、プレゼンターをやる気にさせる支援を書いて、プレゼンターに渡すシートです。

課題を解決するのではなく、課題に挑戦する勇気を与えることを目的にしており、プレゼンテーションや事業計画書に対する支援内容を記載します。

メンターシートについては、支援者からプレゼンターに渡すのはもちろん、プレゼンター同士でもお互いに渡します。

 

また支援会だけでなくドリプラの本番でも使われていて、その時は自分がプレゼンターに対してできることを書いて渡します。

本番ともなると、数十~数百のメンターシートが届くのでそれだけたくさんの支援がプレゼンターに届きます。

 

書き方の基本は、

  • 感謝ープレゼンターの話を聞いて感謝できることを見つけ出す
  • 学びープレゼンターから学ぶ、プレゼンターの存在価値を高める
  • 共感ープレゼンターと自分の共通体験、または共通概念を探す。夢の社会的価値を共有する
  • 賛美ープレゼンターの長所を見つけて、賛美する、喜ぶ
  • 出番ープレゼンターの短所を見つけ出して、自らの出番に変える
  • 支援ー信じる、そばにいる、仲間になる、励ます、尊敬する

この6つの要素いずれかが入る形で書いていきます。

 

相互支援会はプレゼンターと支援者、相互が成長する場

[box02 title=”要点まとめ”]

  • まずは、相手を支援することから
  • 互いに支援することで、自分の限界を超えた成長を得られる
  • 相互支援会はプレゼンターだけでなく、支援した人も一緒に成長していく
  • 相互支援会では「自立型人材」を目指している
  • 相互支援会には「全体支援会」と「個別支援会」の2種類がある
  • メンターシートにプレゼンターの支援になるようなことを書く

[/box02]

 

以上が相互支援の考え方と相互支援会についてです。

ドリプラをやるにあたってプレゼンターでもそれ以外でも相互支援という考え方は重要になってきます。

自分の夢を持っているけどお悩みのあなた、相互支援会を通じてお互いに成長してみませんか。