ども、巴です。
シュミュレーション大好きで定評のある(?)私が唯一クリアしたRPGの中の一つ。
ウェルトオブイストリアについて紹介していきます。
システム
設定がしっかりしているのにグラフィックが荒い
全ては、『無』より始まらん。 はじめに『光』ありて、 光は『至高神シュラルディーン』に。 いずこよりか呼応し、『影』現われ 影は『暗黒神ロキフェルン』に。 やがて、交わるところより 赤と青の輝き、現れり。 赤は『暁の女神エスティアナ』 青は『夕闇の神ヴァランツァイネ』 二神となりて、神々が席に名を連ぬ。 神々、静かなる心のままに 己が力の試しによりて創造す。 原初の大地と そして、数多の命を。 されど、それぞれの心の内、 大きく異なりて ロキフェルン『魔』を創造し 三神創りし『ひと』を脅かさん。 それぞれが創りし、存在相容れず。 やがて神の争い、生まれ出づるなり。 神々の争い、原初の大地を汚し 世界、ことごとく死滅せしむる。 されど、三神の力によりて 守られし唯一の大地あり 名を・・・・
引用元:伝承の英雄「ウエルトオブイストリア」
ということで、ムービーが終わるといきなりキャラメイクが始まります。
今では当たり前になったキャラクタークリエイトが可能だったこのゲーム。当時はこれ斬新でしたね!
- 名前
- 性別
- 年齢
- 誕生日
- 利き腕
- 身長
- 体重
- 髪型
- 髪色
- 服の色
- ステータス
などなど、かなり細かな設定をしながら主人公を作成していくのですが、いかんせんグラフィックがポリゴンすぎ!(笑
この感じ、FF7を彷彿とさせる・・・








更に、細かなステータスも設定できます。
- 精神力
- 記憶力
- 思考力
- 器用度
- 敏捷性
- 筋力
- 耐久力
- 知覚力
正直、どれがどうなるか全くわからない状態で感覚で振っていきます。スタート年齢は9歳。若い!
設定の細かさは冒険が始まってからも顕在で、装備を購入した際に色の設定ができ、それにより呼び名が変わります。
「白の〇〇」「真紅の〇〇」みたいな呼ばれ方をします。






ドラクエなどで防具によってかっこよさが上がったりしますけど、防具の色で呼び名が変わったり好きな色に染められたりする機能ってRPGではあまりみないですよね。
もっと評価されてもいいのにー!誰も知らないマイナーゲームなのが残念。
エンディングはなんと11種類!
キャラメイクが終わると導入ストーリーがあり、メインの街から物語は始まります。
冒険者ギルドに登録し「冒険者」として認められると掲示板から依頼を受けたり、適当に街の人に話しかけるとシナリオが始まります。
自由度が高く、用意されたストーリーは100種類以上!ピースの組み合わせでエンディングが変わっていきます。






とはいえ、マップは非常に狭いので次何やればいいんだろう〜って迷子になることもほとんどありません。


街がいくつか用意されていてそこを行き来するわけですが、このゲームってお家を立てることができるのです。ファーベルのスラム街の宿屋にいるウルリッヒという人物に話しかけると自宅を持つことができ、家では家具の装飾やベッドで寝ると体力回復が可能になります。
さらに、仲良くなったNPCの家でも自宅同様回復することができ、パートナーは主人公が帰ってくるのを健気に待っています(笑
街には老若男女歩いていますが、一定の年齢以上であれば誰でも恋愛対象となり、何度か話しかけて親密度を上げると相手の自宅に入れたりデートができるようになるのです。






しかも「すべての拠点にパートナーがいる」という二股ならぬ何股もの状態も可能です。






仲間が死ぬと本当に死ぬ
ファイヤーエムブレムのように、仲間は冒険中に死亡すると復活はしません。


よく一緒にいた仲間を失うと、本当にショックを受けます。夕闇の僧侶 ミュー=マイヤーとかは最後まで一緒だった気がする。
戦闘は一人だと厳しいけど仲間がいれば楽勝レベルで、戦闘後は自動回復するのでRPGで言えば初心者向けですね。敵も他のRPGに比べてもシンリュウみたいな圧倒的ボス!っていうものは存在していません。
戦闘後はポイントを振り分けることができ、これもまた自分好みに育成することが可能です。魔法を強くしたり、剣に生きたりとこれもまた自由なのです。
ウェルトオブイストリアのまとめ
この作品、今所見でプレイしたら「ヴァルハラナイツ」の劣化版みたいな印象を持つかも知れません。
ですが、思い出してください。発売されたのは1999年です。
各レビューをみても「フルリメイクしたら大化けするゲーム」と期待が高い作品ですがリメイクはまぁないでしょうね(笑
コンセプトは良いんだけどいかんせんグラフィックがなー!!っていう非常に惜しいゲームです。私は好きですけど。
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