ワンシート企画書の書き方。あなたの思いを伝えよう
ドリプラではプレゼンテーションを作るにあたって、「ワンシート企画書」というものを必ず作ります。
一般的に何か事業をするにあたっては事業計画書を提出することはありますが、ドリプラではワンシート企画書はまた違った役割を果たします。
あなたの思いをより鮮明に伝えるために、ワンシート企画書も作ってみませんか。
ワンシート企画書とは
ドリプラで言うワンシート企画書は、「1枚のシートに事業の概要を分かりやすくまとめたもの」としています。
プレゼンテーション本番では、10分間の発表の中で、様々な写真を用いますがそれを1枚のシートに集約した形です。
1枚にもまとめることで、一目で事業内容が分かるので見る人も分かりやすく感じ、またどんなことが助けになるかも分かりやすくなるのです。
ワンシート企画書と事業計画書の違い
似たようなもので事業計画書というものもありますが、ドリプラにおいては明確に区別しています。
事業計画書では、どんな風に発展していくかは見えても、どんな風な人が困っていて、その人達がどのようになっていくのかが見えないままです。
なので、とても無機質に見えて、つまらなく見えるでしょう。読んでいてワクワクしません。
事業計画書は文字通り「事業」の計画なので、その人がどうような事業(仕事や活動)をしていきたいかが分かります。
ただし、事業計画書だけでは
- その人の思い
- どんな人を助けたいか
といったことは分かりづらい傾向があります。
それをカバーする意味で、ワンシート企画書というものも必要なのです。
ワンシート企画書の書き方
1枚に事業計画をまとめる
事業計画書は数ページ~数十ページにもわたりそれなりのボリュームがあります。
自分でビジネスを興す場合などに用いられますね。
一方でワンシート企画書は、それらを自分の熱意も込めてA3の用紙1枚にまとめます。
基本的にはプレゼンテーションを使う要領で、PowerPointを使うことが多いです。
1枚にまとめるというのは簡単ではありませんが、1枚にまとめるメリットもあって
- 1枚だけなので修正点があっても取りかかりやすい
- コンセプトが分かりやすい
- 説明がしやすく、相手からしても修正点を指摘したり、質問がしやすい
- 作成の過程で自分の事業や思いを再確認できる
ということがあります。
事業計画書でも、事業の概要や理念、特徴などは書きます。
ただ、ワンシート企画書では数値などビジネス面よりも、思いや夢など感情に訴えかける要素が強いですね。
何より1枚にコンパクトにまとめるというのが作成する上で、分かりやすい所であり難しい所でもあります。
ワンシート企画書とは少し違いますが、企画書ということだと企業でもA4サイズ一枚にまとめるなど、簡潔にまとめるという意味ではワンシート企画書の書き方に近い部分もあります。
6W4H1Dを意識する
世間一般では「5W1H」なんて言葉がありますが、こちらは
- Why・・なぜ
- When・・いつ
- Where・・どこで
- Who・・誰が
- What・・何を
- How・・どのように
を現しています。
世間ではこの5W1Hが使われることが基本ですが、ドリプラやドリプラのワンシート企画書においては「6W4H1D」を重要視しています。
[box01 title=”6W4H1D”]
- Why・・なぜ
- When・・いつ
- Where・・どこで
- Who・・誰が
- What・・何を
- Whom・・誰に
- How much・・いくらで
- How to・・どのように
- How many・・どのくらい
- How long・・いつまでに
- Do・・やるのか
[/box01]
ということをワンシート企画書の作成の際は入れ込むようにしています。
ワンシート企画書の書き方、見本はコチラのサイトでも扱っています↓
ワンシート企画書サンプル(10~12ページに実物や書き方があります)
相手が感動するまで練り上げる
そして大事なのがプレゼンもそうですが聞いている人、見ている人を「感動」させること。
事業において大切な要素や思いをまとめて、それを1枚の紙にまとめます。
事業内容、6W4H1Dなど様々な要素を組み込むので、作成は簡単ではありません。
もしワンシート企画書の作成で悩んでも大丈夫。
パートナーや他のプレゼンター、スタッフなどが相談に乗ってくれたり時に提案やヒントをくれます。
様々な人の意見を聞いて、ワンシート企画書を研ぎ澄ましていきましょう。
助けになる人は必ずいます。
ワンシート企画書にも書き方がある
[box01 title=”ワンシート企画書について”]
- ワンシート企画書とは1枚の紙に事業内容を分かりやすくまとめたもの
- 事業計画書と違うのは、思いをより鮮明に入れること
- 6W4H1Dを意識する
- 相手が感動するくらいまで練り上げる
[/box01]
ワンシート企画書は事業計画書とはまた違った書き方があります。
ただし、事業計画書がダメというわけではなく事業計画書も事業の内容を理解してもらうという点では大事なものです。
ワンシート企画書で分かりやすく自分の事業の概要を伝えていきましょう。
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