プレゼンターの役割

プレゼンターは、夢を描き、ドリプラX劇団で夢の挑戦の決意を語る人です。

なぜその夢を実現したいのか?
それはその物語の主人公にしか分からないことです。

その夢が実現したらどんな世界ができるのか?という価値を生み出し、やることを明確にし、その夢が実現できた時の最幸のシーンをドリプラX劇団の会場で、来場者に伝える。
そのためには、自分自身を振り返り、ときには悩むことが必要です。

過去を受けいれて、自らの強さ、そして弱さを自己開示し、たくさんの人と出会い、師事を受け、あきらめない理由を明確にしていく姿勢が必要となります。
これが本気であればあるほど、周囲に共感を生み出します。

なぜかというと、ドリプラX劇団ではたくさんの無理難題(ドラマティックな出来事)が起こります。
この無理難題に臨むうちに、確固たる自分の軸ができ、大きく成長していけるのです。

次第に主人公の人間性、夢に惹かれ、仲間が集まってくるでしょう。
それは非常に大切な縁です。
その大切な縁を紡ぎ、かけがえのない仲間と共に夢を叶えていく準備ができあがります。

そして、その先に本当にその夢を成し遂げたい理由が見つかり、絶対にあきらめない、確固たる自分と出会えます。そんな自分になれば発表後に夢に共感した仲間が集まり、どんな夢でも叶えられる人になります。

プレゼンターの対象

動画を用いて夢を発表する方をプレゼンターと言います。

一般的なビジネスコンテストではプレゼンターは何をすべきか、何を為していきたいのかが明確になっている方が対象になります。
しかし、ドリプラX劇団ではこのように何もかも分かっていて、「あとはお金や、人脈があれば実行できる!」という方は私たちの本当に助けたい人ではないと考えています。

なぜか?
それは、その人達はドリプラX劇団じゃなくても成功していくだろうと思うからです。

ドリプラX劇団で待ち望んでいる方は夢に向かって挑戦したいと漠然と考えているけど、どうしたら良いか分からないし、何をするべきかも分からないという方にこそ来て欲しいと思っています。

夢のタネの芽すらも出ていない方々…。
これは普通のビジネス・プレゼンテーションで行くと事業を始める前に芯が折れてしまう可能性が高くなります。

そりゃそうです。自分自身、何をしていいか分からないんですから。

ドリプラX劇団は芽を大樹にする力はないかもしれません。
しかし、種から芽を出すことに関しては一番お役に立てると考えています。

そう。

事業を始める前に、事業を成功することができる人間を作る。

あらゆる困難や、制約条件を乗り越え、自分自身で夢を実現できる姿勢を身に付けさせる。

つまり、ドリプラX劇団を通じて自分自身で夢を叶えることができる『自立型人材』になることがドリプラX劇団のプレゼンターの目的です。

プレゼンをする理由

夢は自分一人では叶えることができません。
どんな小さな夢でも、まだ世の中にないことだからです。

そのためにはまず『伝える』ということが必要になります。
しかし、夢は世の中にまだ存在しません。

伝える側はどんな風に伝えると良いのか最初は全く分からないのです。そして、伝えられた側もまだ見ぬものは説明されてもピンと来ません。
そのために必要なのが『疑似体験』です。

「そうか!こんな風に困ってる人が、こんな風に幸せになるんだ!」

まるでドラマや、舞台を見ているかのようにその世界を体感することができれば、人は心が動きます。
それが共感です。

共感が起これば、すでにその方はあなたのファンです。応援の手を差し伸べてくれるようになるでしょう。

仲間(パートナー)を常に集める理由

夢は一人で叶えることはできません。
それが大きければ大きいほどたくさんの仲間が必要になります。

真のかけがえのない仲間というのは『儲かるかどうか』で集まってくる人ではありません。
夢に共感し、同じ気持ちになって取り組んでくれる仲間が真の仲間となります。

最初はパートナーが一人だけかもしれません。
しかし、二人から三人、そして四人と増えていくと世界が変わってきます。
それは想いが掛け算だからです。きっと想いが100倍になった気にさえなるでしょう。

その最幸の絆で結ばれた縁は、ドリプラX劇団の発表が終わったとしても一生涯続く関係になります。